今月に本帰国される生徒さんからのリクエストで、彼女の最後のレッスンはハーダンガーベルの予定。
この作品は刺繍に見えないと言われたりもしますが、しっかりと刺繍です。
私もハーダンガーベルはしばらく刺していなかったので、レッスン前にお仕立ての確認作業を兼ねて、新たに作成してみました。
裾がクルンと少し上向きになるように仕上げると、とっても可愛らしくなります。
アメリカ発のチャートなのですが、チャートどおりの仕立て方法だとクルンとした形にはならないので、そこは独自の方法で。
クルンとさせるコツは、直接それぞれの生徒さん方に伝授しています。
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こちらは、先日の手芸フェアで購入してきた刺繍ハサミ。
シルバーコーティングされているので、アンティーク調です。
デザイン重視で購入したハサミだったのですが、機能面でも最高!
とても切れ味が良く、お気に入りのハサミのうちの一つになりました。
そして…。
同じく手芸フェアで購入したアメリカ製の段染め糸。
在庫処理だったようで定価の1/3程度になっていて、一緒に行った友人たちとワイワイしながら、どの色にするか じっくりと吟味。
渋めの色の取り合わせ方が独特なので、刺すと深みのある面白い作品に仕上がる印象です。
太さは8番糸と12番糸の中間…くらいでしょうか。
DMC糸より撚りが緩やかで、手触りが柔らかな感じがします。
優しい感触の糸です。
ハーダンガー刺繍作家