刺繍レッスンの風景

ふと気がつけばもう11月もお終いですね。

我が家でも徐々にクリスマスの準備をし始めていて、先日のレッスンからはリビングテーブルのクロスもサンタ柄に切り替えました。

今日は刺繍教室の皆様方の作品をお披露目しますね。

ハーダンガー刺繍の他にクロスステッチも。


こちらのYさんはクリスマスの作品を刺し始めています。

こちらの白リネン。

織り糸の間にキラキラとしたラメがたくさん織り込まれていて、それはそれは美しい布です。

クリスマスにぴったりな刺繍布。

出来上がりが楽しみですね。


そして…。

Yさんの刺繍のお道具箱もとっても素敵なんですよ。

Yさんがパリに住んでいらした時に作ったというカルトナージュ。

中もとっても美しい上に機能的。

糸玉やハサミ等々がすっきりと収納できて、持ち運びしやすいんですって。


最近、私もカルトナージュのお教室をすっかりご無沙汰しているのですが、また習いに行かなくちゃ。

こういう素敵な箱を作ってみたいな。

クリスマスマーケットの季節

毎年の我が家の慣例行事。

この週末はデ・ハール城のクリスマスマーケットへ出かけてきました。

デ・ハール城は童話に出てくるようなとても可愛らしいお城で、初夏はバラの庭園も楽しめます。

お城の周りを運河が囲んでいます。


デ・ハール城のクリスマスマーケットは、今年で21回目になるのかな。

最初の頃は出店数も少なくてかなり静寂な感じだったのが、5〜6年前から一気に賑やかになってきました。

でも、年数を重ねるごとに混雑が酷くなり過ぎて、ちょっと…という感じ。

来年は夫に有給休暇を取ってもらって、平日に行こうかな。


毎年お城に出店している ここのストロープワッフルは、上品な甘さで美味しい?

オランダで一番好きな焼き立てストロープワッフル。

年に一度のお楽しみです。

この時期限定のワッフル缶も可愛いの。


焼き立てストロープワッフルは熱々!

甘ーい香りもご馳走です。


そして、このチムニーケーキも年に一度のお楽しみ。

他のマーケットにも出没しているようですが、うちはこのデ・ハール城のクリスマスマーケットでしか出会ったことがない。

チムニーケーキは東欧のお菓子ですが、焼いている様子がこれまた面白いの。

そしてそして…。

デ・ハール城のクリスマスマーケットではこれも定番!

柔らか〜いクリームのような感じのふわふわマシュマロが中に詰まっているチョコレート菓子です。

これは、家へのお土産で箱買いしてきました。

 

クリスマスマーケットでは木靴のハイヒールも売られていましたよ。

 

初めて見かけたましたが、ちょっと歩きにくそう。

でも、目立ちますね。


デ・ハール城のクリスマスマーケットは、毎年5日間だけという短い開催。

でも、もしこの時期にオランダに観光等で来られる方がいらっしゃれば、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

入場料がかかりますが、お城を眺めながらのお買い物はとても楽しいと思います。

ハーダンガー刺繍レッスン風景

秋休暇の前後しばらく教室をお休みしていたので、今日は久しぶりの自宅レッスンでした。


お弁当を作って家族をそれぞれの場所へ「行ってらっしゃーい!」と送り出した後は、急いで身支度して掃除。

ティータイムの準備をしつつ、ラジオのクラシック専用チャンネルをかけながら朝のちくちくタイムです。

今週に入って氷点下になる日もあったオランダですが、今日は少し暖かい。

日中は9℃まで気温が上がって、久しぶりに少し晴れました。

これからの季節。オランダは暗くて寒い日が続いて家にこもりがちになるので、ちくちく時間がぐっと増えます。

なので、私はけっこう秋冬のオランダが好き。


さて、そんなこんなで皆さんが集まって、賑やかにお喋りしながらのちくちくが始まりました。

その合間にランチタイム。

最近は通常レッスンでも軽いランチをお出しすることにしているのですが、今日のメニューはパンプキンスープと自己流スペイン風オムレツ。

ジャガイモ、玉ねぎ、合挽き肉、エシャロット、にんじん、ケール、チーズが入っています。

この一切れで栄養たっぷり。

フランスパンをつけたかったのですが、うっかりストックを切らしていたので、朝急いでアップルシナモンケーキも焼いておきました。


ちなみに、私の刺繍教室は課題をこなすようなそういうレッスン形態は取っていません。

オランダ生活の癒しになれば…という目的でやっているサロン的教室なので、とにかくレッスン時間を楽しんでいただくことを心がけています。

そんなわけで、生徒さんお一人お一人が各自お好きなものをマイペースで刺していく。

私はそれをお手伝いする。

という感じの、ゆる〜いスタイルの刺繍教室です。

中には「今日はちくちくはちょこっとで、お喋りしに来ました〜❤️」という方もいらしたりするくらいのゆるさだったり。

もちろん「がっつり刺したい!」という場合は、どんどん刺していってくださいね。


真冬のオランダでちょっと暇だなぁ何かやりたいなぁ刺繍でもやってみようかな…と思われた方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

ご一緒にちくちくしましょう。

寄り道ステッチ:ハーダンガー刺繍のビスコーニュ

クロアチア旅行の続きもまだ書きたいところなのですが、寄り道ステッチ中。

これからの季節に恋しくなるグリューワイン?をイメージしました。

ビスコーニュに仕立てる予定です。

30ctリネン使用。
オリジナルデザイン。

布の色が意外と濃くて、どの糸色をどう合わせるか散々悩みました。

やっぱり淡い布色のほうが刺しやすいですね。

 


そして…。

織り糸カット後はこちら。

色が濃い布はカット後の織り糸ツンツンが目立ちやすいのですが、刺繍糸を間違って切らない程度ギリギリに攻めてみたので大丈夫かな。

ビスコーニュに仕立てる際の内布をどうしようか少し迷ったのですが、赤紫っぽい玉虫色のサテン生地を選んでみました。

かがり用の糸色はこれから調整して決めようと思っています。

クロアチア刺繍の旅

ヨーロッパ旅行の際には必ず手芸店を探すのですが、ここドゥブロブニクの街にも刺繍がありました。

クロアチア刺繍はこぎん刺しとドロンワークが合わさったような感じ。


旧市街の坂道でせっせと刺繍をなさっている方に出会いました。

こちらの方。道端でご自分が刺したものを売っています。

使用している刺繍糸は25番糸か8番糸。

布は20ctくらいのとても粗い布目のリネンが使われています。

でも、素朴な雰囲気が素敵?

とってもカラフルで鮮やかな色使いですね。

お召しになっている民族衣装の刺繍も全てご自分でなさったということです。

せっかくなので、旅の記念に2点購入してきました。


それ以外にもふらふらと街歩きをしていたら、偶然こんな素敵な刺繍店を見つけました。

こちらのデザインは赤を基調としたものが多くて、私的にはけっこうツボ。

どれにしようか散々迷って、一枚買い求めてきました。

手刺しの温もりが嬉しい。大切に使わせて頂くことにします。


それにしても、ドゥブロブニクの街は坂道&階段だらけ。

普段あまり歩かないのでヘロヘロになりつつも、刺繍と出会えて気分はほっこり。

幸せ気分の1日でした。

新作:ハーダンガー刺繍のミラーコンパクト

クロアチア旅行の話はいったん中断して…。


今日はハーダンガー刺繍で寄り道ステッチ。

ミラーコンパクトを作成しました。

テーマはお花。

アンティークゴールド色のコンパクトに糸色を合わせてみました。

3色使っています。

40ctリネン使用。オリジナルデザイン。

アクセントとして、中央にバリオンローズを刺し入れてみました。

全体的にアンティークっぽい雰囲気になるように糸色の組み合わせを考えてみたのですが、こんな感じで大丈夫…かな。

お仕立ての時に少しだけ綿を入れたので、ピンクッションとしても使えるかも。

ドゥブロヴニクは『魔女の宅急便』の街

クロアチアの街ドゥブロヴニクは『魔女の宅急便』の舞台と言われています。

確かに、街はどこでも急な階段だらけ。


奥の階段の長さ。ちょっと凄すぎません?


キキの空飛ぶ宅急便が重宝されるのがとってもよく分かります。


旧市街の城壁の隙間から見えるアドリア海の光景も素敵です。


ってことで、キキ?になった気分を味わうために、ロープウェイで街の一番高いところまで登ってみました。

ロープウェイに乗っている間、『ルージュの伝言』が思わず脳内でエンドレスに流れます。

そして、街の一番てっぺんからの景色は正にこれ!

これぞ魔女の宅急便!

天空のカフェでちょっと休んできましたが、とっても気分爽快!


天空で味わうアイスクリームは絶品!


そうそう。
この日もやっぱりどこにでも猫ちゃんがいました。

クロアチアは猫ちゃん天国!

昨日に引き続き、今日もクロアチア話。

これから数日間はクロアチア旅行の思い出話が続きますので、宜しければお付き合いくださいませー。

ドゥブロヴニク空港からタクシーでホテルに入って3日目。

この間ずっとビーチ等で過ごしていて、一歩もホテルから出ていませんでした。


でも、この日は夕方からお食事がてら旧市街へ。

どこを切り取っても絵になる旧市街。


『魔女の宅急便』の舞台だと言われているドゥブロヴニク。

黒猫のジジにも会えました?

っていうか、旧市街には猫ちゃんがいっぱい落ちている!


どの子も人馴れしていて、もう猫好きには堪らない街です。


ちなみに、この日の夕食は港沿いのレストランで。

お食事の後は、また旧市街を散策しながらアイスクリームと焼き栗をデザート代わりに。


ドゥブロヴニクは海が美しい!

魚介料理が絶品!
スイーツも絶品!
猫ちゃんがいっぱい!

なんて素敵な街なんでしょう〜。

クロアチアの海

先月の秋休暇は、クロアチアへ5泊6日で出かけてきました。

滞在地はドゥブロブニク1箇所。

家族全員があちこち駆け回る旅が好きではないので、いつもこんな感じのゆったりめのスケジュールを組みます。

今回の滞在先はずっと、ドゥブロブニク旧市街からは少し離れたリゾートホテル。

ホテル内にはプライベートビーチ、室内&室外プール、エステスパ、ジム、バー、レストラン等々の施設が充実しているので、とても快適。

なので、今回のドゥブロブニクでは、たまに旧市街に出かけて後はほとんどホテル内で過ごしていました。

だって、プライベートビーチがこんな感じなんですよ〜。

アドリア海って本当に美しくて、水が透明真っ青。

ビーチが砂ではなくて小石なので、足元がザラザラしないのも好ポイントです。

ビーチではパラソルやタオルは無料貸し出し。

飲み物も注文できるので、部屋で水着に着替えて手ぶらでそのままビーチへ出られます。

驚いたのが、クロアチアは10月後半でも海で泳げる気温だということ。

オランダを飛び立った時にはロングブーツ&ダウンコートだったのですが、クロアチアではずっとサンダル&サマードレスで過ごしていました。

この青い海と青い空。
オランダにはないものなので、クロアチアで思いっきり満喫してきました。


時々バーでもくつろいで…


お食事は1回だけ旧市街にしましたが、後は朝昼晩とずっとホテル内。

夜は照明が暗すぎて写真に撮れなかったのですが、朝はこんな感じ。

朝からシャンパンもあります。

クロアチアのスイーツは日本人の口によく合う感じ。

甘ったるさがなく、幾つでもペロッとお腹に入っちゃうので、ある意味危険かも〜。


ホテルの客室は全てオーシャンビュー。

私たちが泊まったお部屋のテラスから眺める風景はこんな感じ。

夕方はこんなに美しい夕焼けもお部屋から見えます。

お部屋は南国風。


夕焼けが本当に素晴らしくて、夕方になると夫婦でプライベートビーチを散策したりしていました。

ちょこっと顔出し。(後ろ姿ですが〜)

中等教育修了式

また大分ブログをご無沙汰していました。

色々と書きたいことは溜まっているので、今月は振り返り記事を書きたいと思っていますが、とりあえず直近の出来事から…。


我が家の16歳の息子。
既にIBDP生としてのスタートを切っていますが、遅ればせながらここでIGCSEディプロマ授与式がありました。

いわゆる中等教育修了式です。

でも、生徒たちの中にはやたらめったら大人な雰囲気の子たちが何人もいて、後で息子に聞いてみたら、やはり20歳前後の子たち。

落第はよくあることなので、同学年に違う年齢の子たちが沢山いるのは至って普通です。

ただ、IB試験受験資格は19歳まで。

なので、その大人な子たちはIGCSEディプロマを取得してもIBDPコースへは進まず、HBO(高等職業教育学校)へ入学したり、どこか企業で働き出したり…。

それぞれ進路は分かれます。


ちなみに…。

会場にはプロのカメラマンもいらしていて、式典後にはレセプションの合間に別室で各家族の写真を撮ってくれたり…。

良い記念になりました。