最近刺し上がった作品たち:ハーダンガー刺繍

ロッテルダムにある美味しいケーキ店のロールケーキ。

先週遊びに来てくれたママ友さんたちが手土産に持ってきてくれました。


オランダでは珍しい「ふわふわ」のケーキ♪

なんか焦点がケーキじゃなくてコーヒーカップに合ってしまいました…。

ということで、翌日に改めて撮り直し。

中は抹茶クリーム。

ふっわふわの生地に包まれたこの上品なお味のクリームがまた堪らない♪

美味しいケーキをお供にママ友さんたちとの会話も弾みました。

学校のこと。進路のこと。他にも諸々。

思春期真っ盛りの子どもがいる者同士。

こうやってあれこれとお喋りできるのは、とっても有り難いことです。


さて、昨年秋からブログ更新していなかった間に刺していた作品をいくつかお披露目。

以下、全てオリジナルデザインです。


こちらは教室見本として刺しました。

バリオンステッチをアクセントに…。



こちらは小花のモチーフを刺し入れたテーブルセンター。

去年パリの手芸店で購入してきたのですが、値札等が直接ホッチキスでリネンに何箇所が留められていて、それらを外したら…。

リネンの織り糸が切れちゃっている…。

廃棄も考えたのですが、せっかく小花がプリントされている珍しいリネンなので、何とかできないかと思案。

結局、リネンの端っこから織り糸を抜いてきて、その織り糸で切れている箇所を修正し、その修正した部分が目立たないように同じような小花モチーフを刺し入れました。

苦肉の策から出来上がった作品ですが、意外とこれはこれで悪くない…?かも?と思ったりしています。



こちらはキャンディークッション。

厚手のリネンで少々刺しにくい素材でしたが、クッションにすると張りがあって、良い感じになりました。


お仕立て方法に少しコツがいるのですが、きちんと仕立てると美しいサイドが登場します。



ビスコーニュはいくつ作っても飽きるということがありません。

この形が好き♪

周囲にビーズも一緒に刺し込みました。


そして…。

そろそろ仕上がるのが、こちら。

せっせと刺しています。

ハーダンガー刺繍教室:マカロンのような刺繍糸箱

今日も刺繍レッスンがあったのですが、その前に一昨日のレッスンの様子を…。


一昨日のグループの方々のお住まいは、デンハーグ、ロッテルダム、デルフト、ライスワイク。

それぞれが隣接した街です。

そして…。

こちらのグループのTさんは、いつもいつも全員分のランチを持参してくださる お料理プロの方。

今回のTさんレシピは、目にも鮮やかなビーツのラップサンドとナスのエスニックサラダ。

やっぱり安定の美味しさ♪

ほっぺたが落っこちそう〜。

そうそう!

先週Tさん宅で教わったキムチを家に戻って作ってみたので、一緒にそれを皆さんに試食していただきました。

Tさんにも お味を褒めていただけて大満足!

(このTさんキムチ。漬けた時点から美味しいんです。この時の様子はまた別日にブログに綴ってみます。)


さて、午前中はほとんどお喋りで終わって、ちくちくし出したのはランチ後。

各自それぞれ好きなものを刺していきます。


前回に体験レッスンをなさったYさん。

ハーダンガー刺繍2回目の作品作りはアメリカの段染め糸で…。

あっ、でも…。

刺さなくて良い場所を刺していらしたので、それは後でほどいていただくことに〜。

とは言っても、最初の頃はいっぱい間違えたほうが上達が早いと思うことと、ほとんどの失敗はリカバリーできますので、大丈夫です。



「ハーダンガーベルを作ってみたい!」というSさんには、今回アメリカのチャートをさしあげました。

お教室で刺しきれなかった箇所はご自宅で続きを仕上げていただくことにして、次回のレッスン時にお仕立て方法を伝授予定です。

それはそうと、Sさんが選んだ薄紫のリネンと糸。

とても品のある色合いです。

素敵…♪

「かせ」タイプのDMCコットンパール8番糸。

ヨーロッパでは5番のみならず、8番や12番糸の「かせ」タイプがけっこう置いてあります。

(一時帰国した時の日本の手芸店では8番と12番の「かせ」を見かけたことがないのですが、あるのでしょうか???)



Tさんはシザーフォブ作り。

初めての36ctリネンで。

「細かくて無理かも〜」とおっしゃいながらも、きちんと目数を合わせてきれいに刺していたので大丈夫!

体験レッスンでは織り目がかなり荒い20ct混紡布を使いますが、1年も経たないうちに大半の方たちが36ctなどの細かいリネンに刺せるようになってきます。


最後におまけ画像。

Tさんの糸箱です。

遠目にはマカロンの詰め合わせに見えました。

はい。わたくし、マカロン好きです♪

オランダ最大規模の手芸フェア


毎年2月にズウォレという街で開催される手芸フェア。

200以上もの業者が出店する「オランダ最大規模の手芸フェア」です。

オランダのみならず近隣のベルギーやドイツの業者さんも来ていて、なかなか貴重な場。


今年も刺繍教室の生徒さんたちと一緒にワイワイと賑やかに出かけてきました。

一日入場券は10€。

事前にネット購入すると9€です。

会場の中に入ると…。

熱気がもの凄い!

ベルギーからもツアーバスが出ているくらいなので、会場内はオランダ人の他にベルギー人もそこそこいる…のかも。


こちらはベルギーのゲントにあるお店。

毎年見かけますが、お気に入りです。

他のお店でも、たくさんのクロスステッチ完成見本品があちらこちらに飾られています。

会場内はいくつか休憩ブースも設けられています。

コーヒーやサンドイッチ、ケーキも売られていますが、今年は自宅から持ってきたもので皆でランチ休憩。


こちらのドイツのお店。

ドイツ語しか話さない店主さんが丁寧にリネンをカットしてくれるのですが、ツヴァイガルトのリネンが激安なので毎年多めに購入してきます。

この会場内でのリネンはここで買うのが一番お買い得!

アンティークを取り扱うお店もあります。

こちらのDMCの糸は全て廃盤になってしまっている古いもの。

少々アンティークの匂いが漂いますが、とても発色の良い糸ばかり。

これもお買い得なので、いくつか購入してきました。

アンティークの刺繍本やリボン等も置いてあります。

2月にオランダを訪れる機会がある場合は、ぜひこちらの手芸フェアへ足を運んでみて下さい。

お薦めです。

最近のハーダンガー刺繍教室


しばらく放置していたオリジナルデザインのテーブルセンター。

元々のリネンの姿が見えないくらい織り糸を抜いたデザインにしようと当初から考えていたので、周囲の織り糸も全てカット。

リネンを注意深く刺繍はさみでカットしながら、織り糸をスーッと引き抜く…。

この作業、けっこう好きです。

36ctリネン使用。

今はせっせと周囲のかがり作業を進めています。


さて、こちらのブログ。

前回の更新時からだいぶ日が開いてしまいました。

というか、放置状態…。

実は、年を挟んで子どものことでかなり忙しくしていて、自分のことは何もできず。

でも、今月に入ってから落ち着いてきたので、ようやくブログ更新や刺繍教室も再開できるようになりました。


こちらのお道具箱の持ち主はSさん。

木靴のピンクッションがオランダらしくて、とっても可愛らしいですね。

そして…。
最近の皆さんの作品のいくつかは、こちら。

続々と作品が仕上がってきています。