プチトリアノン宮へ〜マリー・アントワネットに思いを馳せて…

ベルサイユの本宮殿から広大な庭園を通り抜けた先にあるプチトリノアン。

王妃マリー・アントワネットが愛した小宮殿です。

 

 

以前ベルサイユを訪れた時に徒歩でプチトリノアンまで行こうとして挫折したことがあったので(真夏だったこともあり、あまりにも遠くて暑くて途中で疲れ果てた…)、今回はベルサイユ内を走る周遊ミニトレインを利用してみました。

 

 

邸宅サイズの小さなプチトリノアン。

 

 

敷地内に入ってすぐの中庭はとても簡素な印象を受けます。

 

 

ここから奥へと続く廊下もけっこう簡素な感じ。

 

 

でも、やはりここは宮殿。
徐々にこういうお部屋が増えてきます。

 

 

ビリヤード専用のお部屋も。

 

 

階段はこじんまりしているのですが、細部の装飾は美しい…。

 

 

そして…。

2階の各部屋は本当に可愛らしい。

ロココの素敵なお部屋ばかりです。

 

 

ベルサイユ宮殿のような絢爛豪華な雰囲気ではないのですが、ドアの蝶番などの装飾がとても凝っています。

 

 

とても豪華ですが窮屈だったであろうベルサイユの宮廷生活から このプチトリノアンへ逃げたアントワネットの心情に思いを馳せながら、庭園も散策してきました。

 

 

アントワネットとフェルゼンが密会していたという「愛の殿堂」。

 

プチトリアノンにまで足をのばす観光客は少ないので、とてもゆったりと見て周れます。

私的にはベルサイユ宮殿よりこちらのプチトリアノンのほうがお薦め。

またもう一度訪れてみたいと思える場所でした。

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今年の秋休みはフランス〜ベルサイユ宮殿編

毎年10月後半にある秋休み。

高校生までのお休みなので大学生や大人は関係ないのですが、この時期に有給休暇を取って旅行に出かけるオランダ人は多いです。

我が家はちょうど夫のパリ出張がこの秋休みの時期に重なったので、仕事とバカンスを兼ねてパリ周辺に出かけることにしました。

デルフトからパリ周辺までは車で約500㎞の距離。

夫と交代で一気にオランダ→ベルギー→フランスへと走って4〜5時間ほどで到着!


まずは、約17年ぶりのベルサイユ宮殿へ。


午前中にベルサイユの朝市へ出かけてからここに来たのですが、物凄い長蛇の列。

事前にネットでチケットを購入していたのですが、それでも入場するまで2〜3時間は待ちました。

以前ベルサイユに来た時にも少し並んだ記憶はあるのですが、今はその時より観光客の数が増えているのか半端ない長蛇の列…。

入り口が一つしかないことと、入場時に飛行機に乗る時のようなX線による荷物チェックや金属探知機での身体チェックがあるので、かなり混むようです。

 

でも、入場して中に入ってからは人が散るので、そこまで混んでいる感じはしませんでした。

 

 

ベルサイユ宮殿はとにかく広大。かなり歩きます。

でも、美しいお部屋ばかりでもうもううっとり…。

 

 

アンティークの家具の一つ一つに目を凝らして、じっくりと鑑賞。

 

 

どこもかしこもロココの雰囲気に満ち溢れています。

 

天井のフレスコ画もそれはそれはお見事!

 

 

階段も芸術的な美しさ…。

 

 

そして…。

ベルサイユ宮殿の中でも群を抜いてキラキラしている空間と言えば…。

それはもちろん鏡の間。

 

 

そして…。

このキラキラな空間からから広大なお庭を眺めるのも楽しみのうちの一つ。

 

 

ベルサイユ宮殿では絵画鑑賞もたっぷりと…。

ナポレオンとジョゼフィーヌの肖像画も向かい合わせで飾られていました。

 

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お料理教室「秋のオランダを感じるプチ会席膳」

昨日は、隣街のデン・ハーグまでお料理教室に出かけてきました。


いつも目にも鮮やかな色彩のテーブル花がお出迎えしてくれます。

実に素敵なお宅でのお料理教室。

ヨーロッパやアメリカ、中央アジアやアフリカなど何十カ国もの国で暮らしたことのある外国経験豊富な方が主宰するお教室ということもあって、とにかく色んな食材や調味料に触れることができます。

でも、オランダの身近なスーパーで全て手に入るもので作れるレシピばかりなので、教わったらすぐに家でも実践できるのが本当に嬉しい!

オランダ在住日本人主婦の力強い味方になってくれる最強レシピの数々です。

 

 


今月のテーマは、「秋のオランダを感じるプチ懐石膳」。

オランダのどこの街にもある大手スーパーAHで入手できる食材を使っての和食御膳です。

・ピーナッツバターのごま豆腐風
・オレンジの香り漂う鴨の焼き浸し
・ザウアークラウトの漬物風
・パプリカとセロリのアンチョビきんぴら
・ビーツの酢の物メープルシロップ仕立て
・ムール貝とドライトマトの赤味噌汁
・ポルチーニとトリュフサラミの炊き込みご飯
・生胡椒の佃煮

 


市販の素や出来合いの調味料は一切使っていない、身体に優しくて美味しいレシピ。

こういう独創的レシピを思いつくのが本当に凄いな〜と、毎回お料理を教えていただく度に感心感動しまくりです。

 

 

器の選び方も素敵!

 

 

「これ作ったの。お味見してみて〜♪」と冷蔵庫から出してきてくださった自家製キムチも絶品でした。

 

 

お食事の後は、ウクライナ在住時に購入された…という可愛らしいティーポットでお茶タイム。


ウクライナではこういう大きめご飯茶碗のような器でお茶を飲むそうです。

 

今回のお料理教室も唸ってしまうほどの美味しいお料理と ワイン片手の楽しいお喋り。

幸せ時間でした♪
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そろそろ完成! ハーダンガー刺繍の新作

放置していたテーブルセンターをちくちくと…。

桜色の36ctリネン。

春をイメージしたオリジナルデザインですが、今はもう秋…。

さすがに秋休み前には仕上げたいところ。

 

今日も隙間時間にちくちくしていました。

 


オランダはそろそろ秋休み。

ベルギーかドイツのスパに行こうかなぁと思っていたのですが、夫のパリ出張が急に入り…。

行き先変更!

パリで手芸店巡りをして、久しぶりのベルサイユに行くことにしました。

けっこう直前なのでホテル選びに少々時間を取られましたが(パリ周辺はどのホテルも混んでいる…)、駐車場付きのアパートメントタイプのホテルを無事に予約できて、ホッと一安心。

やっぱりそれまでにはこの作品を仕上げたい。頑張ろ〜。

 


おまけ画像

ご近所ネコのマシュマロちゃん。

最近は午前中に前庭を散歩していることが多くて、こちらがそれに気付いて玄関ドアを開けると、トコトコと走り寄ってきて家の中に入ってきます。

今日もちょうど一番最初に刺繍教室に来られた方と前庭で鉢合わせしたマシュマロちゃん。

いつもと違う様子だったからなのか、玄関の中を軽くグルッと1周しただけで去って行きました。(昨日は家の中で20分ほど毛づくろいしてゴロゴロ〜)

他のご近所ネコちゃんと時々戦っている姿を道端で見かけるのですが、必ず勝っているので、けっこう気は強そう。

でも、人間は大好きみたいね。

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「@ezweb.ne.jp」のメアドからメッセを送ってくださる方々へ

先日もこちらのブログでお願いしておりますが、ここでまた再度のお願いです。

何度か「@ezweb.ne.jp」のメアドからメールをいただいているのですが、こちらから返信してもすぐにエラーで戻ってきてしまいます。

「@ezweb.ne.jp」のメアドは、どうやら日本の携帯メール以外からの着信を拒否するようです。

私は日本の携帯は持っておりませんし、「@ezweb.ne.jp」のメアドへは返信することができません。

他のメールアドレスからメールを送っていただけますようにお願いいたします。

基本的に、いただいたメールには1〜2日でご返事を差しあげるようにしております。

もし「メールを送ったのに返事がない」場合には、お手数をおかけしますが他のメアドから再度こちらにご連絡いただけますでしょうか? よろしくお願いいたします。

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ハーダンガー刺繍教室


今週のハーダンガー刺繍教室。

3歳の女の子も一緒に。

とってもおりこうさんで、ちょこんとママの膝に座る姿も愛らしいお子さんです。

 

通常レッスンでお昼を挟む予定の方にはランチ持参でお願いしているのですが、今日はこんな感じ。


お料理上手な常連Tさんの差し入れのキッシュとサラダを並べて、後は我が家の冷蔵庫の中にあった常備惣菜を添えてみました。

美味しかった!

Tさん、ご馳走様です。どうもありがとうございます。

 


こちらのメープルシロップのシフォンケーキは昨晩焼いておきましたが、ちょっと軽く失敗したような気が…。

メープルシロップの配合がイマイチだったのかも。

まぁとりあえずフワフワしていたので、生クリームの上にメープルシロップをかけたものを添えてみました。

 


Mさん作品。裏表違うステッチのハーダンガー刺繍のビスコーニュです。

 

 


いつも「あっ!」と言わせるような色合わせで周りを楽しませてくれるTさん。

今日刺し始めたばかりの作品ですが、ビスコーニュになる予定です。

 

 


今日が2回目レッスンのSさん作。

初心者とは思えないほど、とっても綺麗な仕上がりです。

目数がけっこう細かい布に刺しているので、全て細い12番糸で。素晴らしい!

 

 


Mさんが夏休み中にお家で刺していたというクロスステッチ作品。

クロスステッチのステッチャーさんたちの間ではけっこう有名な図案ですよね。

カラフルでとっても可愛いので、ミニクッションに仕立てたら素敵かも。

 

 


Sさんが日本から取り寄せたという鯖江の刺繍枠。

鯖江の刺繍枠はハーダンガー刺繍には最適!

みっちりと刺した部分に枠をはめても、刺繍がつぶれにくく、刺繍糸の傷みも少ないのです。

いろんな色や模様がある鯖江の刺繍枠。

私が持っている鯖江枠はブルーとピンクですが、他の色も少しずつ揃えていきたい…な♪

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メキシコの板チョコにはビックリ!


国際会議出席のために、1週間ほどメキシコ出張に出ていた夫からのお土産。

・テキーラ
・コーヒー
・天然バニラシロップ
・紅茶
・サルサソース
・メープルシロップ
・チョコレート
・大理石の器
・何か色々と願い事が叶うという天然石

 

去年ウィーンで行われた この国際会議。

今年はメキシコのリゾート地カンクンで開催。

家族連れでいらしている方も多かったようで、行きたかったなぁ…。

夫が参加する色んな国際会議。

子どもの学校休みの時には必ず同行するのですが、最近はなかなかスケジュールが合わない…(泣)。

 


というわけで、海外出張も多いので、オランダ国外の珍しいものを何かと買ってきてくれる夫。

その中でも毎回欠かさずお土産にしてくれるのが、その国の板チョコ。

というのも、チョコレート好きの私が、中でも一番こよなく愛するのが板チョコなんです♪

というわけで、今回はメキシコ産の板チョコ3種を買ってきてくれました。

でも、夫が手渡してくれた板チョコの裏側の値札を見てビックリ!

なんと! 普通サイズのこの板チョコ3枚の合計金額が日本円にして約5,000円だったんです。

オランダのスーパーにはゴディバの板チョコが普通に並べられているのですが、そのゴディバの板チョコでさえも1枚日本円にして300円ほど。

メキシコの物価を考えてみても(オランダや日本よりかな〜り物価は安い)、このメキシコ産板チョコのお値段はなんか変???

夫は、「空港のセレクトショップみたいなお店で買ったから、空港価格かもね」と…。

で、調べてみました。

どうやら手作業で作っているチョコレート工房の製品で市場に出回る数が少なく、余計なものが一切入っていない特別なメキシコ産カカオで作られている…という外国人向けの特別なチョコレートのようです。

確かに、カカオニブが入っていたりしていて、どれもカカオの風味がいっぱい! 他のチョコではなかなか味わえないようなカカオの香りが引き立つ板チョコ。

滋養にも良さそうなチョコレートなので、毎日ちょっとずつ夫にも分けてあげながら(!)味わっております。本当に美味しい〜!


さて…。
会議が行われていた宿泊先ホテル内での写真ですが、夫が撮ってきてくれた写真をいくつか。

オランダにはない空の青さが眩しい!

あ〜やっぱり一緒に行きたかった〜。


カリブ海沿いに建つホテルの敷地。


噴水が南国っぽい!


夫いわく、何度も遭遇したホテルの飼いネコちゃん。


ホテル内のプール。うちの夫、会議の合間に泳いでいたらしく、いいなぁ♪


イグアナが写っています。
夫いわく「全く動かないから、最初は置物かと思った」らしいです。

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「@ezweb.ne.jp」からメッセを送って下さる方々へ

本日はお知らせと申しますか…お願いです。


今まで何度か「@ezweb.ne.jp」のメアドからメッセを送ってくださる方々がいらっしゃるのですが、こちらから返信してもほとんどがエラーで戻ってきてしまいます。

調べたところ、どうやらezwebのほうでメール受信拒否の設定になっている場合があるらしいので、お心当たりのある方はその設定を外していただけるとこちらからのメールが届くのかと思われます。

つい数日前にも「@ezweb.ne.jp」のメアドの方からメールをいただいたのですが、私が使っている複数のメアドから何度返信しても全てエラーで戻ってきてしまいます。

基本的に、いただいたメールには1〜2日でご返事を差しあげるようにしております。

もし「メールを送ったのに返事がない」場合には、お手数をおかけしますが他のメアドから再度こちらにご連絡いただけますと幸いです。

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リング型のニードルマインダー

オリジナル作品。


ハーダンガー刺繍でリング型のニードルマインダーを試作してみました。

 

 


針がピタッとくっつきます。ちなみに、これは「みすや針の寸一」。

 

40ctリネンにフラワーモチーフ。

中央かがりは定番のエーデルワイスで。

 

 

普通の縫針ももちろんくっつきます。

 

私が40ctでハーダンガー刺繍を刺す時にはいつもは12番糸とレース糸を使用します。

でも、今回はぷっくらとした感じに仕上げたかったので、糸は敢えて40ctには太めは8番と12番を使ってみました。

真ん中にはポイントとして、スワロフスキーのパールビーズを。

ちくちくタイムの良きパートナーがまた一つ増えました。

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オランダの大学事情-2019年世界大学ランキング-

2019年世界大学ランキングが発表されました。

夫曰く「これが全てではないが、このランキングによって世界中から より優秀な学生が集まってくるので 学校名が上位に入るのは とても重要だ」とのこと。

ちなみに、オランダの大学のほとんど全てが上位200位以内。

58位 デルフト工科大学
59位 ワーヘニンヘン大学
62位 アムステルダム大学
68位 ライデン大学
74位 ユトレヒト大学
79位 フローニンヘン大学
123位 ナイメーヘン大学
128位 マーストリヒト大学
166位 アムステルダム自由大学
167位 アイントホーフェン大学
184位 トゥウェンテ大学


日本の大学で 200位以内にランキングしたのは2校。

42位 東京大学
65位 京都大学


夫に「オランダは国をあげて大学力を上げるための政策とかやっていたりするの?」と聞いたら、「いや、個々の大学が努力しているだけだと思うよ」との答え。

オランダの大学では日本のように教授の中の一人が学長に選出されるということがなく、企業から引き抜かれた人材が就任する習わしということも大きいのかも。

(オランダでは学長=企業人、副学長=教授の中から選出、という大学が多いです)

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