タッセル付きブックマーカー

こちらのブログ。

少しご無沙汰してしまいましたが、皆様お元気でしょうか?

オランダはまだまだコロナ禍の真っ最中で、ほとんど自宅で過ごす日々です。

勢い読書時間も増えているので、なにか手頃なブックマーカーが欲しいなぁと思い、オリジナルデザインのものをハーダンガー 刺繍で作ってみました。

タッセル作りも含めた作り方動画をYouTubeで配信していますので、どうぞご覧ください。

動画内では28ctと32ctと36ctのリネンを使って刺しています。

それほど糸量は必要ではないので、半端に残っている糸処理も含めてぜひ作ってみてください。

チャートはこちらになります。
Chart_Bookmaker_BorduursalonYoka_C

フリーチャートですが、再配布および商用利用は不可です。

あと、完成したブックマーカーの写真をSNS等に載せる場合は、「Borduursalon Yoka」か「石原陽花」のクレジット付きでお願いいたします。


皆様の読書の時間が少しでも楽しくなりますように…。

YouTube刺繍チャンネルのキャラクター

連日YouTubeの動画撮影や編集に追われていますが、お陰様でチャンネル登録者の数も徐々に増えてきています。

この感じだと、何とか続けていけそうです。

登録してくださったり、高評価ボタンを押してくださったりして、たくさんの応援をどうもありがとうございます。

で、お陰様で1ヶ月も経たないうちにチャンネル登録者数が100名を超えましたので、それを記念して…

チャンネルのキャラクターを作ってみました。

というか、正確に言うと、作ってもらいました。夫に。

私は絵を描くのが大の苦手。

でも、夫は小学生の頃には漫画家になりたかったということもあって、絵は大丈夫。


というわけで、夫に「なんかキャラクター描ける? 刺繍のお姫様みたいな可愛らしい感じのがいいんだけどー?」とリクエスト。

で、夫が描いてくれた鉛筆のラフ画がこれ。

あらっ! なんかめっちゃ可愛い!

というわけで、これをPC用に色をつけて出来上がり!

最終的にはこんな感じになりました。

ボルデュール姫です。

オランダ語で刺繍のことをボルデュールというので、この名前にしてみました。

と、思いっきり遊んでみた最新YouTube動画

どうでしょう? 大丈夫かな?


と、すっかりYouTube制作に時間は取られているものの、自分の作品も隙間時間にちくちくしています。

ラウンド型のテーブルセンターになる予定です。

クリスマスモチーフのハーダンガー刺繍

友人たちを家に招いてクリスマスディナーをした翌日から、酷い風邪でダウン。

約1週間ほどずっと寝込んでおりました。

幸い夫のクリスマス休暇と重なったので、家事は全て家族にお任せ。

私はずーっとベッドでゴロゴロ。

優雅なお姫様生活。

たまに刺繍、たまにスマホ、たまに読書、たまにお昼寝。

こんな感じの生活で完成したのが、こちら。

32ctリネン使用。
オリジナルデザイン。

テーマは「星降るクリスマス」

写真だと分かりにくいかもしれませんが、ラメがたくさん織り込まれたリネンなので、とてもキラキラしています。

オランダは25日と26日がクリスマスで、ツリーは年明け6日まで出しておく習慣。

新年もクリスマス飾りのままで迎えるので、一応クリスマスに間に合った…ということで?

 


リネンのキラキラしている部分を残したくて、織り糸カットは極力少なめのデザインにしました。

周辺はドロンワークで仕上げましたが、さりげなく金糸を部分的に使って刺しています。

写真だとイマイチお伝えできないのですが、肉眼だと本当にリネンもステッチも輝いています。

クリスマスにぴったり!

このキラキラリネンは手芸フェアで試しに購入してみたものなのですが、なかなか良いので、次回の手芸フェアでも探してみようと思います。

ハーダンガー刺繍のビスコーニュ完成

寄り道ステッチで刺し始めたビスコーニュが完成しました。

冬の季節に恋しくなるグリューワインをイメージした作品です。

オリジナルデザイン。
30ctリネン使用。


モチーフの所々にピンクのパールビーズでアクセントをつけてみました。

そして、ビスコーニュの縁にはピンクベースのキラキラなシードビーズで飾りつけ。

刺繍リネン、刺繍糸、内布、ビーズ。これら全ての色を上手く合わせるのに少々苦労しましたが、何とかまとまった…かな。

刺繍レッスンの風景

ふと気がつけばもう11月もお終いですね。

我が家でも徐々にクリスマスの準備をし始めていて、先日のレッスンからはリビングテーブルのクロスもサンタ柄に切り替えました。

今日は刺繍教室の皆様方の作品をお披露目しますね。

ハーダンガー刺繍の他にクロスステッチも。


こちらのYさんはクリスマスの作品を刺し始めています。

こちらの白リネン。

織り糸の間にキラキラとしたラメがたくさん織り込まれていて、それはそれは美しい布です。

クリスマスにぴったりな刺繍布。

出来上がりが楽しみですね。


そして…。

Yさんの刺繍のお道具箱もとっても素敵なんですよ。

Yさんがパリに住んでいらした時に作ったというカルトナージュ。

中もとっても美しい上に機能的。

糸玉やハサミ等々がすっきりと収納できて、持ち運びしやすいんですって。


最近、私もカルトナージュのお教室をすっかりご無沙汰しているのですが、また習いに行かなくちゃ。

こういう素敵な箱を作ってみたいな。

寄り道ステッチ:ハーダンガー刺繍のビスコーニュ

クロアチア旅行の続きもまだ書きたいところなのですが、寄り道ステッチ中。

これからの季節に恋しくなるグリューワイン?をイメージしました。

ビスコーニュに仕立てる予定です。

30ctリネン使用。
オリジナルデザイン。

布の色が意外と濃くて、どの糸色をどう合わせるか散々悩みました。

やっぱり淡い布色のほうが刺しやすいですね。

 


そして…。

織り糸カット後はこちら。

色が濃い布はカット後の織り糸ツンツンが目立ちやすいのですが、刺繍糸を間違って切らない程度ギリギリに攻めてみたので大丈夫かな。

ビスコーニュに仕立てる際の内布をどうしようか少し迷ったのですが、赤紫っぽい玉虫色のサテン生地を選んでみました。

かがり用の糸色はこれから調整して決めようと思っています。

新作:ハーダンガー刺繍のミラーコンパクト

クロアチア旅行の話はいったん中断して…。


今日はハーダンガー刺繍で寄り道ステッチ。

ミラーコンパクトを作成しました。

テーマはお花。

アンティークゴールド色のコンパクトに糸色を合わせてみました。

3色使っています。

40ctリネン使用。オリジナルデザイン。

アクセントとして、中央にバリオンローズを刺し入れてみました。

全体的にアンティークっぽい雰囲気になるように糸色の組み合わせを考えてみたのですが、こんな感じで大丈夫…かな。

お仕立ての時に少しだけ綿を入れたので、ピンクッションとしても使えるかも。

新作:デルフト陶器のピンクッション

寄り道ちくちく。

新作のデルフト陶器を見つけたので、試しにピンクッションを作ってみました。

オリジナルデザイン。
40ctリネン使用。
糸はパールコットン8番&12番、スペシャルダンテル80番。

織り糸が詰まっている40ctリネンに8番糸で刺したので、みっちり感のあるぷっくらとしたステッチになりました。

ステッチの隙間から布の織り糸がスカスカしないように刺すのが好きなのですが、みすや針の寸一サイズに8番糸を通すのはなかなかコツがいります?

今回、実は針の糸通しに一番難儀しました。

が、40ctリネンには寸一サイズの針以外は太くて使えないので、いつも頑張って通しています。


そして…。

完成したばかりのこのピンクッションを「ねぇ見てみて〜」と、息子に強制的にお披露目したら…。

「おぉ!綺麗だね。でも、ママのほうがもっと綺麗だよ」

息子16歳。

ひたすら妻に仕える執事体質の父親を間近に見て育っているせいか、女性の扱い方をよく分かっている。

ええ子やぁ…(笑)

ちなみに、夫がいかに執事体質かというと…。

こちらの花束は先週夫がプレゼントしてくれたものなのですが、別にお誕生日でも記念日でも何でもない。

先週はちょっと夫の仕事ディナーが立て続けにあって、私がめちゃくちゃ寂しがっていたので、そのお詫びに…という感じでプレゼントしてくれただけ。

おまけに「写真撮るから持ってて」と言ったら、夫は「このほうが撮りやすいよね」とその場に跪いてくれちゃう。

どんだけ執事体質なんだか〜(笑)

でも、そのお陰で私は楽させてもらっています。

日本でのハーダンガー刺繍ワークショップ

もう1ヶ月以上も前の話になりますが、今年も岡田美里さんのアトリエでハーダンガー刺繍ワークショップを行いました。

今年の一時帰国は少々忙しくしていたこともあり、開催回数は2回。

どちらの日もテーブルの人数いっぱいの方々が参加してくださって、嬉しい限りです。

去年と同様に、今年も大阪や名古屋など遠くから新幹線等で駆けつけて下さった参加者の方々もいらして…皆さまと賑やかなちくちくタイムをご一緒させて頂きました。


今回のワークショップ内容は、こちらのキャンディークッション。

デザインは2種類用意したので、各自お好きなほうを選んで刺して頂きました。


皆さま、せっせと刺していらっしゃいます。


そうそう!
ワークショップでは両日ともアトリエのご近所猫ちゃんが遊びに来てくれました。

名前はクロちゃん。そのままです。

とても人懐っこいおとなしい猫ちゃんで、初めてでも撫で撫でさせてくれました。

うちのご近所猫のマシュと言い、なんか最近はやたらと猫ちゃんとご縁があるようです。


さてさて、今回のワークショップ。

美里さんのアトリエに在庫として置いてあった鯖江の刺繍枠を分けて頂きました。

参加者の皆さんもほとんどの方がそれぞれ好きなデザインのものをお買い求め。

私はこちらの新作アイボリーにしてみましたが、大理石のような模様でとっても素敵!

こちらのブルーの新作を選んでいらっしゃる方たちもいらっしゃいました。

宝石のような輝きを放っていて、実に美しいですねー。


去年参加された方々が半数を占めた今年のワークショップ。

この一年の間にご自宅で刺したものをご持参された方々もいらして、目の保養になりました。

あと、去年のワークショップでやったデルフト陶器ピンクッションをお持ちくださった方も。


去年から始めた日本でのワークショップ。

お陰様でたくさんの方たちが参加してくださって、とても励みになります。ありがとうございます。

来夏も一時帰国を予定していますが、また日本のステッチャーの皆さまとお会いできる日をとても楽しみにしています。

ハーダンガー刺繍の新作完成

ブログはだいぶご無沙汰してしまっています。

一時帰国を終えてオランダに戻ってきてから1ヶ月ほどが経ちましたが、この間少々忙しくしていてブログ更新が滞っておりました。

日本でのワークショップのこともまだ全て書けていませんが、これから過去に遡って追い追い書いていきたいと思っています。

でも、その前に…。

数日前にこちらの作品が完成したので、まずはお披露目。

ハーダンガー刺繍のテーブルセンターです。

布を極限までカットしましたが、崩壊もせず無事に完成してホッと一安心。

デルフト陶器と風車をイメージしたオリジナルデザインです。

36ctリネン使用。

途中で放置していた期間が1年以上はあったので、完成までに2年ほどかかりました。

総手描きのデルフト陶器とKLMデルフトハウスと一緒に並べてみました。

デルフトブルー尽くしですね。

この色合い、やっぱり大好きです。