ハーダンガー刺繍教室:マカロンのような刺繍糸箱

今日も刺繍レッスンがあったのですが、その前に一昨日のレッスンの様子を…。


一昨日のグループの方々のお住まいは、デンハーグ、ロッテルダム、デルフト、ライスワイク。

それぞれが隣接した街です。

そして…。

こちらのグループのTさんは、いつもいつも全員分のランチを持参してくださる お料理プロの方。

今回のTさんレシピは、目にも鮮やかなビーツのラップサンドとナスのエスニックサラダ。

やっぱり安定の美味しさ♪

ほっぺたが落っこちそう〜。

そうそう!

先週Tさん宅で教わったキムチを家に戻って作ってみたので、一緒にそれを皆さんに試食していただきました。

Tさんにも お味を褒めていただけて大満足!

(このTさんキムチ。漬けた時点から美味しいんです。この時の様子はまた別日にブログに綴ってみます。)


さて、午前中はほとんどお喋りで終わって、ちくちくし出したのはランチ後。

各自それぞれ好きなものを刺していきます。


前回に体験レッスンをなさったYさん。

ハーダンガー刺繍2回目の作品作りはアメリカの段染め糸で…。

あっ、でも…。

刺さなくて良い場所を刺していらしたので、それは後でほどいていただくことに〜。

とは言っても、最初の頃はいっぱい間違えたほうが上達が早いと思うことと、ほとんどの失敗はリカバリーできますので、大丈夫です。



「ハーダンガーベルを作ってみたい!」というSさんには、今回アメリカのチャートをさしあげました。

お教室で刺しきれなかった箇所はご自宅で続きを仕上げていただくことにして、次回のレッスン時にお仕立て方法を伝授予定です。

それはそうと、Sさんが選んだ薄紫のリネンと糸。

とても品のある色合いです。

素敵…♪

「かせ」タイプのDMCコットンパール8番糸。

ヨーロッパでは5番のみならず、8番や12番糸の「かせ」タイプがけっこう置いてあります。

(一時帰国した時の日本の手芸店では8番と12番の「かせ」を見かけたことがないのですが、あるのでしょうか???)



Tさんはシザーフォブ作り。

初めての36ctリネンで。

「細かくて無理かも〜」とおっしゃいながらも、きちんと目数を合わせてきれいに刺していたので大丈夫!

体験レッスンでは織り目がかなり荒い20ct混紡布を使いますが、1年も経たないうちに大半の方たちが36ctなどの細かいリネンに刺せるようになってきます。


最後におまけ画像。

Tさんの糸箱です。

遠目にはマカロンの詰め合わせに見えました。

はい。わたくし、マカロン好きです♪

最近のハーダンガー刺繍教室


しばらく放置していたオリジナルデザインのテーブルセンター。

元々のリネンの姿が見えないくらい織り糸を抜いたデザインにしようと当初から考えていたので、周囲の織り糸も全てカット。

リネンを注意深く刺繍はさみでカットしながら、織り糸をスーッと引き抜く…。

この作業、けっこう好きです。

36ctリネン使用。

今はせっせと周囲のかがり作業を進めています。


さて、こちらのブログ。

前回の更新時からだいぶ日が開いてしまいました。

というか、放置状態…。

実は、年を挟んで子どものことでかなり忙しくしていて、自分のことは何もできず。

でも、今月に入ってから落ち着いてきたので、ようやくブログ更新や刺繍教室も再開できるようになりました。


こちらのお道具箱の持ち主はSさん。

木靴のピンクッションがオランダらしくて、とっても可愛らしいですね。

そして…。
最近の皆さんの作品のいくつかは、こちら。

続々と作品が仕上がってきています。

ハーダンガー刺繍教室


今週のハーダンガー刺繍教室。

3歳の女の子も一緒に。

とってもおりこうさんで、ちょこんとママの膝に座る姿も愛らしいお子さんです。

 

通常レッスンでお昼を挟む予定の方にはランチ持参でお願いしているのですが、今日はこんな感じ。


お料理上手な常連Tさんの差し入れのキッシュとサラダを並べて、後は我が家の冷蔵庫の中にあった常備惣菜を添えてみました。

美味しかった!

Tさん、ご馳走様です。どうもありがとうございます。

 


こちらのメープルシロップのシフォンケーキは昨晩焼いておきましたが、ちょっと軽く失敗したような気が…。

メープルシロップの配合がイマイチだったのかも。

まぁとりあえずフワフワしていたので、生クリームの上にメープルシロップをかけたものを添えてみました。

 


Mさん作品。裏表違うステッチのハーダンガー刺繍のビスコーニュです。

 

 


いつも「あっ!」と言わせるような色合わせで周りを楽しませてくれるTさん。

今日刺し始めたばかりの作品ですが、ビスコーニュになる予定です。

 

 


今日が2回目レッスンのSさん作。

初心者とは思えないほど、とっても綺麗な仕上がりです。

目数がけっこう細かい布に刺しているので、全て細い12番糸で。素晴らしい!

 

 


Mさんが夏休み中にお家で刺していたというクロスステッチ作品。

クロスステッチのステッチャーさんたちの間ではけっこう有名な図案ですよね。

カラフルでとっても可愛いので、ミニクッションに仕立てたら素敵かも。

 

 


Sさんが日本から取り寄せたという鯖江の刺繍枠。

鯖江の刺繍枠はハーダンガー刺繍には最適!

みっちりと刺した部分に枠をはめても、刺繍がつぶれにくく、刺繍糸の傷みも少ないのです。

いろんな色や模様がある鯖江の刺繍枠。

私が持っている鯖江枠はブルーとピンクですが、他の色も少しずつ揃えていきたい…な♪

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ハーダンガー刺繍体験レッスンと再会


オランダは9月から新年度。

新しいことを初めてみよう!という気持ちになる方が多いのか、この時期は体験レッスンご希望のお問い合わせが増えます。

初めまして!の方たちとの新たな出会いに、私もワクワクする季節だったり…♪

体験レッスンは随時受け付けておりますので、ご興味のある方はご連絡下さい。


さて…。
そんな新しい出会いとは対極的に、今月は懐かしい再会もありました。


先日、ハウダの老舗ワッフェルとワインを手に我が家を訪れてくれたYさん。17〜18年前にロッテルダムに住んでいて、今また再赴任でオランダへ。

超久しぶりに会ったとは思えないほど 一気にかつての私たちへ!

この日、夫は午前も午後も会議があったのですが、私と一緒にYさんに会いたいがためにいったんランチに家に戻ってきました。当時お互いに新婚で、しょっちゅう夫婦同士で遊んだりご飯を食べたり…。久しぶりの再会は何だか同窓会のような楽しさで、夫がランチ後に仕事に戻って行った後もずっとお喋りに花咲きました。

私はそろそろ在蘭19年目に突入。海外生活が長くなればなるほど、こちらで親しくなった多くの日本人の方たちを見送る回数が増え、別れに鈍感になってくる悲しさというか諦めのようなものがあるのですが、縁がある人とは再びまたどこかで会えるものなのかも…。

という嬉しさを味わった一日。とっても良い日でした。


ちなみに、Yさんが持ってきてくれたストロープワッフェルは1810年のレシピを使って作られ続けている老舗店のものです。
こちらのお店が、実はオランダのワッフェルの発祥地。


スーパーなどで売られているワッフェルより生地が香ばしく、私はこのお店のワッフェルが一番好きです。オランダに観光等で来られる場合がある方は、ぜひハウダでこちらのワッフェルを味わっていただきたいな〜と思います。

春から秋にかけての毎週水曜日にはハウダのマルクト広場でアンティークマーケットも開催されるので、そちらと合わせてお出かけになるといいかもしれません。オランダのアンティークマーケットでお薦めするのは断然デルフトなのですが、ハウダのそれも負けず劣らず掘り出し物がザックザックのアンティークマーケットです。


ハウダのワッフェルではなくても、各街のオープンマーケットの日には焼きたてワッフェル店が必ず出店しているので、そちらもお薦め。

うちの子もしょっちゅうデルフトで、手のひらより大きい焼きたてストロープワッフェルを頬張っています。

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